どうも、りょーすけです!
今回紹介するおすすめマンガは『ステイトレス』です!
『戸籍も持たない人々が、自分たちで居場所を作っていく』というマンガですが、これがなかなかドキドキ・ワクワクの連続でした!
今後の展開がすごく気になるマンガです!
『ステイトレス』について、紹介していきたいと思います!
『ステイトレス』とは
ステイトレスとは
言葉の意味は、『状態がない』ことを指します。
このマンガでは、戸籍がない、無国籍という意味で使われています。
- 出版社:秋田書店 「ヤングチャンピオン」
- 原作:マシマロウ
- 漫画:三日閉 両 (みかじめ りょう)
- ジャンル:裏社会
- 巻数:2巻(2021年8月時点)
『ステイトレス』のあらすじ
国籍を持たず、法的に存在しない”無国籍者”・・・。
経済大国と言われる日本でも、その数は水面下で1万人を優に超える・・・。
主人公・里村ハルもまた、”無国籍者”だった。
度重なる差別や虐げ・・・。
社会への怨みが募るハルの前に現れたのは、同じく無国籍の男、佐野亮介だった。
どん底から這い上がるため、妹と平穏な暮らしを送るため、ハルは闇社会に蔓延る悪人を裁く。
現代社会に叩きつける非現実ノワール、始動!
『ステイトレス』のメインキャラクター紹介
里村 ハル|サトムラ ハル

本作の主人公。
本人・妹のアキも無国籍で、小さい時から親から虐待を受けていた。
ある時、アキが父親から性的暴行を受けそうになった時、両親を殺した。
そんな状況で生きてきたため、判断力・反射神経・冷静さにたけている。
さらに、手先を七つ道具のように扱い、スリではスられたことに気付かせないほどの腕前。
銃も両手で扱うことができる。
そして、佐野亮介と出会い、「葬儀屋 ”アンダーテイカー”」(殺し屋)となった。
里村 アキ|サトムラ アキ

主人公・里村ハルの妹。
幼少期より、親から虐待を受けており、学校でも貧乏であることからイジメを受ける。
しかし、兄・ハルに守られながら、無国籍ながらも笑顔で生きていた。
ハルが親を殺し、一緒に佐野亮介のお世話になる。
佐野 亮介|サノ リョウスケ

交渉屋 ”ネゴシエイター”
ハルとアキの自宅のアパートの隣の住人で、佐野亮介も無国籍。
「ステイトレスは自分たちで居場所を作るしかない」と、悪党から金を奪っていく。
泉 麻衣|イズミ マイ

接待役 ”アテンダー”
容姿はかなり整っていて、かなり育ちそさそうに見えるが麻衣もおそらく無国籍。
幼少期より、母親から商品としてしかみられておらず、麻衣が使用したものなどを売られていたなどという過去を持つ。
接待役は、相手に不信感を持たせずに懐に忍びこみ、管理会社や大家からターゲット宅の鍵を借りるなど、葬儀の下準備を行う。
白岡 達也|シラオカ タツヤ

清掃屋 ”クリーナー”
殺人があっても、痕跡がいっさい残らないように清掃できる技術を持っている。
死人の血を舐めることで、死んだ時の感情を読み取ることができる。
『ステイトレス』の見どころ
『ステイトレス』の見どころを3つ紹介していきます!
悪人が度を超えてる!?
ハルや佐野亮介たちは、悪党を的にして殺しの計画を立てていくが、この悪党がとんでもない奴らばかり。。。
ハルが初めてのターゲットとなったのが、「女史」で売春の元締めをしている。

初回の売春で、男を使って身分証を奪い、個人情報・売春情報の流出などをネタに死ぬ(自殺)まで開放しないというヤバいやつでした。
2人目のターゲットもとんでもないやつで、「いきなりこのレベルだったら、今後どんなヤバいやつが出てくるの!?」というのが率直な感想です。
相手が相手なら葬儀(殺し)も難しくなってくるでしょうし、ハルの成長、チームの成長に期待です!
仲間の個性が強すぎる!
主人公・ハルは、佐野亮介に誘われて仲間となるが、ハルや佐野意外の仲間も個性が強いんです!
ハルも両手を七つ道具のように使い、銃も両手とも扱うことができます。さらに、判断力・反射神経・冷静さまで兼ね備えています。
接待役の泉麻衣は、相手に不信感を持たせずに懐に忍びこみ、管理会社や大家からターゲット宅の鍵を借りるなど、本当にヤバい。笑
清掃屋の白岡達也は、死人から出た血を舐めて、死んだ時の感情を読み取るなど、みんな個性が強いんですよ。
今後、仲間が増えるかわかりませんが、個性が強い人物が出てくることを期待しています!!
居場所とは
佐野亮介は『ステイトレスは自分たちで居場所を作るしかない』と言いました。
『自分たちの居場所』とは、なにを指しているのでしょうか。
戸籍?それとも信頼できる仲間たちとのチーム?
ハルは、自分と妹のアキの分の戸籍を手に入れるために、葬儀屋となりました。
登場人物も個性的な人が多いので、それぞれの『居場所』という概念は違うんじゃないかなと思いました。
最終的にそれぞれ、どの『居場所』へと進むのか、最後まで見逃せません!!!
『ステイトレス』を読んでの感想
主人公のハルは、辛い過去を乗り越えて妹と一緒に『居場所』を求めて葬儀屋となりました。
目を引くほどの判断力・反射神経・冷静さ、手先の器用さを兼ね備えており、今後の葬儀屋としての働きがかなり楽しみです。
そして、ハルは麻衣から「甘っちょろい男」と言われるが、ターゲットが「女史」の時に、殺す寸前までいったんですが、麻衣の友達を助けるために「女史」殺害を延期するということがありました。
それには理由があり、過去に自分が友達だと思っていたやつは友達ではなく、都合のいい時だけツルんでいただけだったということがあり、友達であるならば友達を優先するべきだということでした。
そういった場面を見ると、自分に置き換えても友達の大切さなど考えさせられる場面がありました。
今後も悪党を葬儀していきながら、大切なものを推しててくれる作品ではないかと思っています。
みなさんも、是非読んでみてください!
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